また、たいへん興味深い名古屋市の取り組みに、参加させていただけることとなりました。
6月1日から、名古屋市「歴史まちづくり戦略」有識者懇話会の委員として委嘱することとなったのです。
昨日1日は、その第1回目の懇話会が開催され、参加してまいりました。
歴史ある名古屋の歴史的な地域資源を活かした、魅力的な都市計画・市街地環境の形成について議論し、
歴史まちづくり戦略の策定を作ってゆきます。
昨日もとってもおもしろかったです。
偉い有識者さんの中で、凡人の私が同席させていただけてうれしいことです。
私の役目を認識し、私の立場ならではの意見をちゃっかりと・・発言し、
有識者の方々とは違った方向からの名古屋の街を思う課題をお伝えできたかなと思います。
私は、名古屋市民代表の立場を大事にしながら、意見して行けたらと思っています。
さて委員さんは、わたしを含めて10人。私以外は・・・すごい方々です。
座長は、名古屋私立大学 芸術工学研究科のおなじみ瀬口哲夫教授。
ゆったりやさしく、見事に、時間通りに・・・会をファシリテートしてくださります。
そして、伝統文化史ご専門のこのお方!南山大学人文学部の安田文吉教授もおられます。
「名古屋人かたぎ」「名古屋ことば」を大事にすることは、歴史を守ることに繋がる。
まちの通りの名前も昔のまんまで使うと、常に歴史を感じることが出来、いいんだよ~と、
いつもの安田節健在で、楽しかったです。先生は、当然のことながら名古屋の歴史に詳し過ぎるので、
市の担当者の説明に、「駄目出し」入れてて、愉快でした。「しらとり」でなく「しろとり」って読むんだわぁ~。
「名古屋に山車はあんまり残っとらんときゃーたるけんどが、なにいっとりゃーすの、ちゃーんと残っとるでにゃ~か」(先生、名古屋弁そ間違ってたら、ごめんなさい・・・・、こんな様な感じでおっしゃっておられました)
そして、愛知建築士会建築まちづくり特別委員長の水谷友彦先生には、お久しぶりの再会でした。
白壁地区や覚王山地区の歴史散策、撞木館や双葉亭、揚揮荘の保存・活用など、
企画運営されていています。この歴史建築物散策企画は私も大好きです。
名古屋大学大学院環境学研究科・都市環境学専攻准教授の西澤泰彦先生。
瑞穂区で「瑞穂うるおいまちづくり」を運営され、”心意気がおしゃれな”街づくりを目指していらして、
「今あるものを維持しましょう!」私もまったく同感でした。これから仲良く出来そうです!
中部産業遺産研究会の石田正治先生。産業遺産がご専門なのですが、
豊橋工業高等学校の先生でいらして、とてもお優しい方でした。
文化財保護調査委員長の鈴木道子先生。
「市民から立ち上がるべき!行政はまちの価値が上がるような施策をして、
市民がメリットを感じて動き出す街づくりを!」いいですね、ビシバシしてて。
中部大学工学部都市建設工学科教授の松尾直規先生。
河川工学専門でいらして、堀川ルネッサンスや水辺の再生計画・活動をされています。
今度お会いした際には、私の「水基金」のこと、アドバイスいただこう。
名古屋大学大学院環境学研究科 都市環境学准教授の村山顕人先生。
錦2丁目・・・長者町の取り組みをされています。繊維問屋街の再利用などに携わっていらっしゃいます。
「歴史的なものは、”維持”してゆくことが大事!」とおっしゃり、賛成です。
桜花学園大学学芸学部教授・中部の観光を考える百人委員会の森田優巳先生。
「観光戦略」と「まちづくり戦略」を上手くつなげていってくれそうです。
会議室のレトロな素晴らしい歴史的な建物に、たいへん感心を持っておられました。
たしかに、高い天井からは、レトロモダンなおおきな照明がつるされていて、
洋館建てのこの名古屋市役所って、改めて見ると、素晴らしい資財ですねってことになり、
さっそく、山田名古屋市副市長の命で、次回の会議の前に、市役所ミニツアーをしましょう・・・ってことに。
この様な名古屋の歴史的建物のもことは、座長の瀬口先生がお詳しいので、
瀬口先生の説明付きのミニツアーってことになりました。ウフフなんだか、面白そう。
横須賀時代の同級生です。と言ってもそう話をしたことはないけど。もうかなり前の事ですね。
学生時代は小顔でテニス部で可愛かったけど、今は大人の素敵さがあって羨ましい限りです。
いろいろ活躍されているようで、素晴らしいですね。同級生にこんなに立派なことをされている人がいて、誇りに感じています。
陰ながら応援しています。是非是非頑張って下さい。
コメント by 横須賀 — 2010.06.03 | 23:24
横須賀高校出身の方ですか?うれしいですね。どなたでしょう?
そうです、もう何十年も前のこととなりましたが、私、”横高生”でしたよ、テニス部で・・・。
体育祭が盛んな、高校でしたね。
楽しい思い出がいっぱいです。
これからもどうぞよろしくねっ!
コメント by satomiharada — 2010.06.04 | 06:39