11月23日(金・祝)
設楽ダム連続公開講座
「とよがわ流域県民セミナー(カワセミ)」第3回
〜〜山と川、森と海、あなたと私。
つながりを考えませんか。設楽ダムをきっかけに〜〜
賛否を超えて、流域を越えて、もう一度みんなで一緒に考える
設楽ダムの連続公開講・第3回を開催します。
第3回テーマ: 「設楽ダムと三河湾の環境・生態系・漁業」
設楽ダムの建設は、三河湾の環境や生態系、ひいては漁業にまで影響を及ぼすのでしょうか。一般論として、三河湾は河川から流れる淡水や土砂、栄養塩などの影響を受けやすい閉鎖性水域です。設楽ダム建設関係者は因果関係を認めず、反対派は影響が甚大であると訴える。その主張は長い間、平行線のまま。
そもそも「海のための森」「海のための川」という視点自体、一般的にはまだなじみが薄い。学者でもなく、漁業者でもない多くの人たちは、この問題を考える材料を持ち合わせていないのではないでしょうか。
第3回セミナーでは、学術的な立場、漁業者の立場、三河湾の水産物を消費者に届ける流通業界の立場などからの意見を聞き、三河湾と豊川河口域でいま何が起こっていて、国や県を含めた関係者がどんな取り組みをしてきたかを学び、設楽ダムが三河湾に及ぼす影響の両論への理解を深め、みなさんと一緒に愛知県の未来を考えたいと思います。
日 時: 2012年11月23日(金祝) 13:00~16:30
場 所: 蒲郡市勤労福祉会館 大研修室
プログラム:
●講演1 鈴木輝明氏の講演
演題: 「二枚貝類の水質浄化機能と豊川河口域における大量発生の仕組み」
内容: 三河湾(全体、および豊川河口域)の環境、生態系と河川からの流入淡水、土砂、栄養塩等が三河湾に及ぼす影響について
●講演2 石戸孝行氏の講演
演題: 「しじみから教わること」
内容: 三河湾の水産物を消費者に届ける流通業界の立場からの講演
●質疑応答ディスカッション テーマ「設楽ダムと三河湾の環境・生態系・漁業」
コーディネータ:蔵治光一郎(東京大学演習林生態水文学研究所長/運営チーム委員
司 会:原田さとみ(タレント/運営チーム委員)
サイドイベント(14:30~15:00)
「カワセミフード(風土)セミナー」
●三河湾天然くるま海老の天むす&ワタリガニのお味噌汁
200食無料配布
・三河湾天然くるま海老・ワタリガニは、一色の竹内商店
・てんぷらの油は、竹本油脂
・たれのみりんは、角谷文次郎商店の極上厳選品
・味噌は、まるや八丁味噌
●豊川と三河湾の繋がりがわかる三河湾観光物産パネル展
<設楽ダム連続公開講座運営チーム委員>
戸田敏行(愛知大学 地域政策学部教授)
井上隆信(豊橋技術大学大学院 工学研究科教授)
蔵治光一郎(東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林
生態水文学研究所長・准教授)
冨永晃宏(名古屋工業大学大学院 工学研究科教授)
原田さとみ(タレント/エシカル・ペネロープ株式会社代表)
<愛知県政策顧問>
小島敏郎(青山学院大学国際政治経済学部教授)
主催:愛知県
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