毎月第1土曜日発行の中日新聞・環境情報紙RISAの中で書かせていただいています「原田さとみコラム”エシカルでいきましょ!”」。今月12月号(12月1日発行)は、「エシカル・ペネロープ」で古新聞をリサイクルして手作りしています、お店のエシカル・バッグのことを書きましたら、編集部にとてもたくさんの反響が届いているとの事。とてもうれしいです!!

        テレビ塔1階のエシカル・ファッション&フェアトレードのお店「エシカル・ペネロープ」で、スタッフみんなが頑張って作っているものです。お店でお買い物された方々はご存知のエシカルのショップバッグです。皆さんにもご興味を持っていただき、本当にうれしいです。そこで、来年、このエシカル・バッグの手作りワークショップを開催する事になりそうです!!お楽しみに!!

        「RISA(リサ)」12月号の「エシカルでいきましょ!」の内容はこんな感じです⬇

        アフリカ・ルワンダに入国する空港で、ビニールのショッピング袋を没収されたことがあります。袋には前の国で買ったお土産がいくつも入っていたのですが、全部出してスーツケースに入れ替えました。ルワンダでは、ビニール袋の国内への持ち込みが禁止されているのです。自然環境を第一に考えたルワンダの成熟した法律に驚くと同時に、この国が好きになりました。環境やエコ意識の高まる日本の国でも、ここまで潔い政策はありません。環境先進国を目指す姿勢を見習いたいと思いました。

        アフリカの他の多くの都市部では、ビニールやプラスチックのゴミが町中にあふれています。これらの素材を持ち込んだのは先進国です。それ以前は、地元で調達できる自然の素材で物を作っていたので、不要になれば森や海や川にポイと捨てても自然の力で分解され自然に帰っていたのですが、ビニールやプラステップはそう簡単には自然に戻らなく、リサイクルできなければゴミとなります。ゴミの多い街は治安も悪化します。それに気付いたルワンダは、目先の便利さを選ばずに未来を見据えた選択をしたのです。ルワンダの街の中には塵1つ落ちていなく、花が飾られ、手入れの行き届いた街は平和な雰囲気に包まれていました。たかが包装かもしれませんが、それはゴミ問題につながり、国の安定・平和にも影響を与えます。

        さて私のお店でも商品の包装はできるだけ自然環境への負担の少ない方法を推進していますので、マイバッグでのご協力をお願いしていますが、でもやはりお店の包装袋は必要です。そしてそれが「エシカル・ペネロープ」らしくて、おしゃれで楽しくかっこよく、社会のお役に立つ表現であることも大事。そこで私たちは、古新聞で包装袋をオリジナルで作ることにしました。廃棄された英字新聞をいただき、1つ1つがスタッフ手作りの心のこもった新聞紙リサイクル・ショップ・バッグは、今ではお店の看板です。お客様に可愛い〜って喜んでいただき、お買い物を楽しく演出しています。お客様それぞれの暮らしの中でも見つめ直すきっかけになればと思います。素材代0円+手間と愛情たっぷり=影響力大。ゴミから再生するリサイクルバッグもおしゃれな方がいいですよね!

        世の中にいいこと、エシカル活動は、地球に優しいエコロジーで、お財布にも優しいエコノミー。そして、おしゃれで楽しくかっこいいこと。みんなで一緒にできたらって思っています!

        (原田さとみ)

         

        Date:2012.12.08 | 12:10 | Comments (0)

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