プノンペンから北東に120キロ、メコン川に面した第3の都市コンポンチャム。緑一面の水田に囲まれたのどかな地方都市。この街には元気な青年海外協力隊員さんが6人と専門家さんら数人で助け合い励ましあい、家族のように和気あいあいと暮らし活動しています。昨夜はそんな彼らとの食事会で、いろいろなお話し、体験をお聞きしました。とにかくここの隊員さんは、元気で仲良し!雰囲気最高です。そしてその中の診療放射能技師の内田隊員さんと臨床検査技師の老後隊員さんの務めるコンポンチャム州立病院を訪問させていただきました。二人はクメール語をあやつり、しっかりとコミュニケーションをし病院の仲間との信頼を築き、たくさんの改善を行っていました。専門の知識で、JICAからの支援による医療機器を有効に使い、医療の現場へ良い影響を与え、彼らがいなくなってもコンポンチャムの人々で機器を使いこなし整備し、志し高く医療に従事できるよう隊員の二人は2年間という期間を有効に使い猛烈に頑張っていました。全てはコンポンチャムの人々の健康の
ために。多大なる貢献をしています。帰国したらまた続きを発信しますね。見学の最後に病院院長、副院長、皆さんで記念撮影です。
カンボジアのお料理もおいしいです。昨日のお昼は、JICAカンボジア事務所の井崎所長さんのお宅でスペシャルにおいしいクイティオをいただきました。ベトナムで定番の米粉ヌードルです。肉も魚介類も入っててだしが深く、野菜もたっぷり乗っけて、ライムをしぼっていただきます。ごちそうさまでした。
さて昨夜からプノンペンを離れ、車で3時間北東の第3の街、コンポンチャムに来ています。今日の朝もこの街のクイティオでスタートです!
ここは、カンボジア・プノンペンの街の中に、今年できたばかりの「イオンモール」です!ピッカピカ〜です!磨きあげられた床、手垢一つないショーウィンドー、品よく陳列されている品々…。カンボジア初のイオンモールは、富裕層向けの高級志向のようです。日本食のお店も充実です。お値段は日本と変わらないくらいなので、こちらでは高級ですね。それでも日本食は人気のようです。
広い店内、見て回るだけでいい運動になります。週末にはプノンペンの人々で賑わうようです。
昨夜プノンペンに到着し、今日からは、JICAカンボジア事務所の皆さんのお世話になります。ちょうど一年前にも、JICAメディア視察でカンボジアに来ましたが、この一年の間にもプノンペンは刻々と変化しているようで、街のあちこちに新しい建物や建設中のビルが見られます。そして、ラーメン屋さんが劇的に急増中のようです。日本食レストランも急増し今やプノンペンに100件以上もあるそうです。
さてそして、JICA中部からのODA事業視察団の企業の皆さんとはここでお別れです。
カンボジアの国道1号線、首都プノンペンへの途中に建設中のネアックルン橋は、来年3月に開通予定。まだつながっていない建設中の橋を眺めながら、今はまだフェリーで川を渡ります。次に来た時には橋もでき、カーフェリーはなくなっているでしょう。貴重な経験となりました。この橋が完全すれば、ベトナムのホーチミンからカンボジアのプノンペン、そしてタイのバンコクを結ぶ南部経済回廊を通じた物流・交通・交流なでが円滑となり、メコン全体の経済発展が期待されます。こんなにも役立つこの橋は、もちろん日本の国際協力機構JICAの支援で行われています。一緒に渡航中のJICA中部の鈴木所長が、カンボジア所長だった時にサインしたプロジェクトです。来年3月の完成を地元の方々と共に心待ちにされています。こうして私たち日本は世界中で途上国の地元の発展のお役に立とうと試行錯誤し頑張っているのですね。JICAの国際協力の成果が各地で見られること、頼もしく思います。
こちら側はカンボジアです!ベトナムから陸路で国境を越え、カンボジアに入国しました。ベトナムのホーチミンから車で3時間で国境までかかりましたが、今後はこれからカンボジアの首都プノンペンまで3時間のドライブです。カンボジアに入り、景色ががらっと変わりました!
ベトナム・ホーチミンの街では、現在日本のODA協力による交通網のインフラ整備がめざましい勢いで進んでいます。幹線道路、橋、高速道路、そして地下鉄の建設、それら様々な建設が日本の支援で行われ、ホーチミンの街が良くなって行く姿をとって嬉しく誇らしく思います。混雑するホーチミンの交通渋滞を緩和するのはもちろんのこと、郊外への移動を楽にします。そんな郊外、ホーチミンから南東方面にできたばかりの高速道路を車で1時間弱走らせた所に、ロンドウック工業団地があります。ここは、ベトナムに進出する日系企業向けに整備されている工業団地です。大企業向けだけでなく、初めて海外進出をしようとする中小企業への新規参入をサポートすべく、敷地内での電力・水・食事・エネルギー・IT環境・働く人の確保・ベトナムの法律問題など、企業さんが工場を作り異国の地でビジネスを起こすための至れり尽くせりな環境を整えています。現在、国際協力機構JICAでは、途上国の貧困問題を解決し、国の安定した開発を支援するため、中小企業海外進
出支援を積極的に行っていて、今回の渡航では、その目的を持った企業の皆さん一行とも合流しました。今後の途上国ビジネス展開に期待の持てる皆さんと一緒にロンドウック工業団地で記念撮影です。途上国の住民の皆さんにとって幸せで持続可能に豊かで心身ともに有益な開発となりますよう、願っています。
おはようございます。朝一番、任務の前に、ベンタイン市場に来ています。売り子さんの激しい売り込みを遮りながら、欲しいものだけを見つけるのは、なかなか難しいものです。結局何も買わずに退散。市場の雰囲気だけを楽しませていただきました。
昨夜からホーチミンに移動してきました。相変わらずのバイクの量ですが、2年前に来たときより、ずいぶんきれいに通りが整い、清掃が行き届いているような印象です。日々刻々と進化しているエキサイティングでエキゾチックなホーチミンに2日滞在します。
ハノイから1時間、水田に囲まれたベトナムの伝統的な暮らしの残るドンラム村に来ています。こちらでは、歴史的景観の保存活動に取り組むJICAの青年海外協力隊の活動を視察させていただいています。古い建物の修復・保存には、専門家の知識やノウハウだけでなく、実際にそこに暮らす住人の皆さんの理解と守る努力があってこそのもの。先人の知恵を尊重し受け継ぎ、手間隙かけて維持管理されることで、質の高い観光地となり、村の経済を潤すとともに、村の誇りにつながり、美しさ伝統を継承します。建築が専門の鴨川隊員さんは、現地のスタッフとともに指定文化財の民家の修復管理や街全体のバランスを考えた村民の生活を最優先に守る開発をされていらっしゃいました。もう一人のコミュニティ開発担当の石川さんは、フェアトレードを率先して取り入れている企業のゼンショーの社員さん。この村のお土産や観光マップやホームページなどを使ってドンラム村の魅力を伝える仕組みを考えます。お二人とも、この村とこの村の人が大好きで、とても生き生きと楽しそうに
活動しているお姿に、元気をもらいました。むちゃくちゃおいしい古民家レストランもあるし、静かで風情のある古い町並みドンラム村は、穴場のお洒落な観光スポットです!オススメです。