名古屋は“フェアトレード(*1)”で熱くなってます!フェアトレードを“おしゃれに、楽しく、かっこよく!”

        「フェアトレードタウンなごや推進委員会(*2)」主催”フェアトレード・ファッションショー&トーク”開催しました!入場者数800人! 5月8日・世界フェアトレード・デー、多くの方々にお集まりいただき、フェアトレードにふれていただくことのできた記念すべき1日となりました。委員会世話人の私といたしましては、感謝の気持ちでいっぱいです。

            ショーは、「ピープル・ツリー」のサマーコレクションと、「エマ・ワトソン」コレクション、そして私の手がける「エシカル・ファッション」http://satomiharada.com/?page_id=31のお洋服の構成。

        高橋誠さんのヴァイオリンと望月雄史さんのギターのドラマティックなジプシー・ジャズの生演奏とともに心地いい空間を創り上げ、会場はうっとりしながらも「ほし~い!」と声がささやかれ、プロのモデルに混ざって6人の可愛い子ども達が登場した際には、会場みーんな笑顔になり「かわい~い!」と、シャッター音が激しく鳴りました。さすが、純真無垢な子どもパワーです!

        第2部では環境運動家・文化人類学者の辻信一さんのお話しに会場が釘付け。「フェアでスローな生き方・未来につながる生き方・・を想像してみることから始めること。30年後の世界を描いて“今”を生きてゆこう。そしてガンジーの言葉“Be the change”自分自身が時代の変化になる、時代を変える一部になること。」と、ゆっくり生きることの豊かさ、頑張らない優しさに満ちた生き方、それは自分を大事にすること。と書ききれない素敵なお話に感動でした。

        最後までイベントにご参加くださったゲストの山田雅雄名古屋市副市長は、「10月に名古屋で開催される国際会議COP10(生物多様性条約第10回締約国会議)にもフェアトレードが関連していること。フェアトレード商品の質・デザインが時代に合うもので、みんなが欲しいと思うものが増えることが大事ということ。そして、オーガニックで身体にも地球にも作っている人にもいいフェアトレードの子供服をぜひ孫に買ってあげたいなぁ」とおっしゃってくださいました。

        10月のCOP10でも、フェアトレード・ファッションショーを私がプロデュースさせていただき、10月17日(日)モリコロパークにて、開催します。全国からフェアトレード関係者が大集結してのシンポジウムやフェアトレードブースも計画しています。ぜひこちらへもお越しくださいね。

        “おしゃれに、楽しく、かっこよく”をテーマに、フェアトレードの視野も裾野も広がって、あらゆる世代のみんなで、地球上のみんなのことを想い合えたらハッピーです!

        辻信一さん http://www.sloth.gr.jp/tsuji/

        ピープル・ツリー http://www.peopletree.co.jp/

        *1 フェアトレードとは・・・

        もともとは、持っていないものをお互いに融通し合い、みんなが幸せになるという発想が元にあったはずの貿易ですが、時代が経るにつれ、強い人が弱い人のものを搾取するという形が生まれてしまった。これをなんとか改善しようというのがフェアトレード。途上国の弱い立場にある生産者にとって公平な条件での貿易を継続的に行い、経済的な自立を支援することで、貧困問題の解決や、文化・伝統、そして環境を守ることができる国際貿易です。

        *2 フェアトレードタウンなごや推進委員会とは・・・

        市民・学生・大学・行政・企業・NGO・NPOなど立場の異なるメンバーが集まり名古屋の街をフェアトレードタウンにしよう!という目標のもと活動しています。フェアトレードタウンとは、街ぐるみでフェアトレードを応援する地域のこと。世界19ヶ国・800近くのフェアトレードタウンが存在します。環境負荷の軽減、労働環境の改善、貧困対策、伝統技術への配慮を掲げるフェアトレードを通して、海の向こうの作り手のことを思いやるお買い物で、作る人、売る人、買う人、みんなが幸せになれるように。世界とつながるやさしい国際都市・名古屋を目指して活動しています。

        Date:2010.06.11 | 01:45 | Comments (0)

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